【最新】海外のキッチンメーカーまとめ!日本で買える代表的10ブランド

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システムキッチンは国産だけでなく海外のキッチンメーカー・ブランドも数多く選べる時代になりました。

国産でも輸入でも差ほど機能的に差が無くなってきた昨今、デザインと付加価値で輸入キッチンのメーカーを選ばれていらしゃるお施主様が増えてきています。


デザインと言えば、やはり今でも海外ブランドのキッチンの方が優れているメーカーが多いように思います。

そこで日本で購入できる代表的な最新輸入キッチンメーカーをまとめてみました。

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ドイツのキッチンメーカー

ポーゲンポール(Poggenpohl)【ドイツ】

120年という長い歴史を持つ「Poggenpohl(ポーゲンポール)」ですが、個人的にも正に憧れのキッチンといえます。

基本的にモダンなデザインが多く、シンプルなデザインで他社とは違うキッチンを要望されている方にはとても良い選択になります。

日本では広尾に直営店のショールームがある他、インテリアショップの「アクタス」が販売代理店を運営しています。

2020年4月末コロナ禍の影響でドイツのポーゲンポール本社が破産し会社更生法を申請しています。また渋谷区広尾のポーゲンポールジャパンのショールームは5月初旬に閉店しています。アフター業務等の引継ぎは㈱アクタス(東京都新宿区)。

ジーマティック(SieMatic)【ドイツ】

ジーマティックで販売されるキッチンのメインはモダンデザインタイプですが、クラシカルなドアタイプもあります。国内メーカーでは満足頂けないヨーロピアンスタイルのキッチンをご要望されてる方にはピッタリのドイツキッチンです。

ドイツならではの機能性に加えて、細かなこだわりが使い手の立場を考えての妥協のない美しいキッチンです。

ジーマティックについては、ドイツ本国ではオーナー社長が中国人に経営権を売ったとか何とかの話も・・・

日本でも輸入代理店のS&Hが破産し、カッシーナに販売権が変わったのは記憶に新しいですね。

アルミルモ(allmilmo)【ドイツ】

住宅設備の総合商社「㈱小泉」が輸入するキッチンがドイツのアルミルモ(Allmilmo)です。2018年4月5日に㈱小泉の子会社であるKOIZUMI Germany GmbHを通じて、allmilmöKüchenGmbH&Co. KGの46%の少数株主持分を保有しました。

アルミルモのキッチン製造は既に50年以上の歴史があり、ドイツの熟練した職人が一度に1台ずつカスタムデザインし、手作りしています。

ツァイコ(Zeyko)【ドイツ】

「Zeyko(ツァイコ)」は16世紀に家具メーカーとして始まったブランドです。
デザインはトラディショナルなものからモダンなものまで幅広いドアデザインのシリーズがあります。

引き出しはビーチかウォールナット材が標準装備なのが特徴的です。

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イタリアのキッチンメーカー

ユーロモビル(Euromobil)【イタリア】

イタリアキッチンのEuromobil(ユーロモビル)はイタリア国内でも品質がトップレベルです。日本でも多くのマンションや住宅に販売済みですが、本体の保証期間が10年間無料なのも他システムキッチンにはあまりないサービスと言えます。

バルクッチーネ(Valcucine)【イタリア】

国産キッチンのクリナップが、システムキッチンの国内超高級市場に向け、新たなターゲットを開拓するために取り扱いを始めたのがイタリアのValcucine社(バルクッチーネ)です。そしてVaicucineのショールームを南青山にオープンしました。

この高級日本国内キッチン/バルクッチーネはハウスメーカー・デベロッパーに向けて超高級市場への足掛かりとして取り組むもので、デザイン、イノベーション、クラフト技を望む、洗練された顧客に対して販促しています。

バルクッチーネ社(Valcucine)は1980年イタリア ポルデノーネにて創業。イタリア国内企業のItalian Creation Group 傘下にあり、全6シリーズのプレミアムキッチンをラインナップしています。

日本での取扱いシリーズは「Genius Loci」(ジーニアスロッチ)、「Artematica」(アルテマティカ)の2シリーズの予定です。

ダーダ(Dada)【イタリア】

イタリアの家具メーカー「Molteni(モルテーニ)」のキッチンブランドとして注目されている「Dada(ダダ)」は、家具とインテリアを得意とする企業ならではの独特の存在感が魅力です。

Dada社製キッチンはついこの間まで厨房機器メーカーの北沢産業が輸入販売していました。渋谷区の明治通り沿いにショールームを構えていたのですが、2018年7月に代理店契約及び販売を終了しています。

その後イタリア家具で有名な「㈱アルフレックス・ジャパン」が日本での新たな輸入代理店となり、港区南青山にショールームをオープンさせています。

北アメリカのキッチンメーカー

メリットキッチン(Merit)【カナダ】

北米キッチンメーカーの中ではリーズナブルなキッチンメーカーです。


日本での販売実績も長く、かつては大手ハウスメーカー数社(三井ホーム・東急ホームなど)もオプション的にスペックインしていた時代もありました。

かつては輸入代理店制度が曖昧で並行輸入品が多く、その当時並行輸入した多々の工務店が閉業状態の場合もありメンテナンスが出来ない状態が続きました。


現在でも輸入販売代理店が日本に数社ある状態です。輸入キッチンのキッチン導入のご相談・アフターメンテナンスをご心配されるのであれば直接ご相談ください。

現在のメリットキッチンのオーナーはドイツ人でドイツ大手キッチンメーカーの親族が2000年にメリット社のオーナー権を獲得しそれ以降、ヨーロッパの最新機能と北米デザインをマッチングさせ、ドイツキッチンと同等の性能で北米西海岸エリアにキャビネットを提供しています。


ドア材は北アメリカの木材を使用しているので良質で樹種やドアデザインも非常に豊富です。

またフルオーダーなのでサイズ・形も自由に対応できます。正に日本人好みの輸入キッチンかもしれません。

クラフトメイド(Kraftmaid)【アメリカ】

カスタムメイド専門業が起源のKraftmaid(クラフトメイド)。

受注してから製作するオーダーメーカーです。クラフトマンの手によって作られるキャビネットは、細かいカスタムオーダーに対応できるのが魅力です。


40年以上の経験をもとに、標準装備されているヒンジや引き出しの機能も高く追加費用なしで提供しています。

面白いことにショールームはレストランの奥にあります。


2021年8月に元あったショール―ムからそう遠くない場所に引っ越されました。

現在のショールームの場所は、東京都港区南青山6-10-18にあるビルの2階です。

デヴィルズ(DeWils)【アメリカ】

DeWils(デウィルズ)」はアメリカの職人集団から始まったキッチンメーカーで、伝統的なアメリカンスタイルのデザインが特徴です。


素材はオーク、チェリー、メープル、ヒッコリー材など、無垢材の中でも良質な物ばかり。

日本での販売は㈱ハイステージと㈱アキュリナがしています。

まとめ

輸入キッチンは国産キッチンにはないデザインや世界観があり、高級キッチンとして価格もそれなりに高額です。


高級キッチンの価格についての記事もご覧ください。

【2024年】高級キッチンの価格はいくらからですか?500万円以上はあたりまえ?



ここで挙げた10の輸入キッチンブランドは各国あるいは世界でトップレベルのメーカーばかり。

新築時やリフォーム時を機会にぜひショールームに足を運んでみてください。

ただし、残念ながらドイツキッチンの地位低下は著しいものがあります。



そして、輸入キッチンではない「オーダーキッチンメーカー」をお探しの方はこちらをご覧ください。

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