キッチン用メラミン天板のメリット・デメリットについて

カウンター天板

キッチンの天板には人工大理石やステンレスなどたくさんの種類がありどれを選べばいいか悩んでしまいますよね。

そこで今回は数あるキッチン天板のなかで使いやすくてリーズナブルな天板「メラミン」の天板についてご紹介します。

メラミン天板の特徴やメリット・デメリットについて解説していますので、キッチンの天板で悩まれている方は参考にされてください。

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メラミン天板とは

キッチンや造作家具で使うメラミンとは、ひと言で言うと耐久性のあるプラスチックを表面に貼った素材のことです。メラミン化粧板ともいいます。

一般的にメラミンは「高圧メラミン」を指し、メラミン樹脂とフェノール樹脂を紙に含浸・乾燥させ何枚も重ね合わせた後、高温・高圧で積層形成したプラスチック板になります。

そのメラミンをパーチクルボードやMDF材に貼ったカウンターがメラミン天板というわけです。

メラミンは主に造作家具の扉や天板の他、キッチンや洗面の天板にも使われます。

メラミン天板のメリット

メラミン天板をキッチンで使うに当たってメリット・デメリットがあります。それを良く理解してお使いください。

表面硬度が高く傷が付きにくい

高圧メラミンは表面硬度が高く傷がつきにくいので、キッチン天板に最適です。

耐薬品性も

耐薬品性も高いです。洗剤は元よりシンナーで表面を拭いても大丈夫です。

耐汚染性にも優れている

耐汚染性にも優れています。耐汚染性とは汚れが付くがどうか。

一般のキッチンで使うしょう油、ソース、コーヒー、紅茶なのどの汚れも付きにくいです。万が一ついても拭けばとれます。

熱にもある程度強い

熱にもある程度は強いです。

アイカ工業のメラミン化粧板の場合、180度の油が入った鍋を20分間放置した状態でもカウンター表面に変化は現れないとのこと。

これは人工大理石と同程度の耐熱性があることになります。

木調の柄が選べる

キッチンデザインをナチュラルな雰囲気にしたいとき、天板も木製がいいですよね。でも木製カウンターは衛生面や耐久性が低いのでお勧めしません。

そんなときは、木調のメラミンカウンターを選びます。メラミン化粧板には濃い・薄い様々な柄がありますので、簡単に木調天板が作れます。

扉も一緒の柄にすれば、作りつけの家具のようなキッチンが完成します。

価格もリーズナブル

メラミン化粧板の天板は、価格も人工大理石のものよりもお安くなっています。人工大理石カのおよそ6割ぐらいの金額でしょうか。

施工性がいい

メラミン天板はキッチンカウンターだけなく、ちょっとした天板にも使われます。芯材がパーチクルボードなので鋸で切れます。

大工さんは現場寸法に合わせて簡単に切って取り付けていきます。

メラミン天板のデメリット

メラミン天板にはデメリットもあります。

熱には弱い

メラミン天板のメリットの中でも書きましたが、熱にはある程度強いですが、パーフェクトではありません。火から降ろしたフライパンを直におくとメラミン化粧板は変色することがあります。ステンレスや天然石の様にはいきません。

日頃から鍋敷きをお使いください。

偽物っぽい

最近のメラミン化粧板の柄は以前の物よりも良く出来ていますが、やはりその柄はプリントシートなのでどうしても偽物感があります。

本物志向の方には不向きです。

安っぽい

ユーザーによっては安っぽく感じるかたもいらっしゃるかもしれません。如何せんメラミン化粧板は安い素材なので価格相応とお答えしておきます。

L型・U型キッチンでつなぎ目が出る


硬い素材のため加工形状に制限があります。また人工大理石のようにつなぎ目は隠せません。

L型・U型キッチンのジョイント部ではつなぎ目がしっかり出ます。つなぎ目にはシリコンコークなど防水シールをしておきます。

木口が剝がれやすい

メラミン化粧板は硬い平らな板の為、天板の木口には接着剤で共材を貼っていきます。この部分が問題。

キッチンなど水がかかる場所でこのつなぎ目から水が入ったりすると、剝離や内部のパーチクルボードが膨れてくることも。

修理は出来ない

表面が硬いメラミン天板に包丁などで傷をつけてしまったらどうなるのでしょうか。

人工大理石のように削ったり埋めたりの修理は出来ないんです。

また長年使っていると表面の柄が削れ経年劣化で白くなってしまう製品もあります。

アンダーシンクには向かない


現在のシステムキッチンのシンクはほとんどがアンダータイプ(天板よりシンクが低い位置についている)だと思います。

しかしメラミン天板の場合、このアンダーシンク加工はかなり難しい。コーラーのホーローシンクのようにシンクがオーバータイプであれば問題ないのですが、アンダーシンク加工をするキッチンメーカーはほとんどないのが現状です(キッチンハウスは昔からメラミン天板でもアンダーシンク加工をしていますが)。

美しく仕上げるには高い加工技術が必要になります。

メラミン天板をキッチンで使った感想

皆さんのご自宅のシステムキッチンの天板は、人工大理石やステンレスではないでしょうか?

御影石の方もいらっしゃるかもしれません。最近だとクォーツストーン(エンジニアドストーン)も人気です。

以前、キッチンカウンターを天然木のムク材で作られたお施主さんとお話する機会があってお聞きしたのですが「木製の天板は失敗だった」とのこと。

天然木のカウンターは調理後に渇きにくく、完成後3年目あたりから表面の塗装がはがれてきて見た目も悪くなってきます。衛生的にも不安が出てきて10数万円払ってメラミンカウンターに交換したとのことです。

もったいない話ですね。

メラミン天板なら、耐久性もあり、衛生的で、価格もリーズナブル。

オーダーキッチンの予算を抑えたいのならメラミン天板が最適です。

まとめ

システムキッチン・オーダーキッチンはデザイン・予算に応じて提案が可能ですが、カウンター一つとって沢山の素材や色・柄があります。

最近ではセラミックに興味を持たれるお客様も増えてきました。

キッチンカウンターも各社一長一短、メリット・デメリットがありますので、よくキッチンデザイナー、設計士の方と相談されてより良いキッチンをお作りください。

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