前記事で国内でも買える輸入冷蔵庫アマナやVIKINGなどの説明で【サイド・バイ・サイド】と説明しましたが、このサイド・バイ・サイドとは主に海外でよく見かける冷蔵庫のドアスタイルのことです。
日本の冷蔵庫と海外の冷蔵庫の違い
日本の冷蔵庫は近年どんどん大型化していて、以前の米国製GE冷凍庫のより更に大容量の商品さえあります。
家族構成も大家族でもないし、大都市であれば歩いて行けるところにコンビニやスーパーがあるので差ほど大きな冷蔵庫は必要ないと思うのですが、我が家に於いても奥様は大きな冷蔵庫を所望されます。
筆者は過去様々な輸入冷蔵庫販売してきましたが、一概にヨーロッパの冷蔵庫の庫内は狭い!アメリカの冷蔵庫は広い。って感じです。
外国人専用の賃貸住宅などは大型冷蔵庫があるかないかで入居率が変わってきますので、高額な家賃をとるオーナーや賃貸業者は輸入冷蔵庫の設置が必須でしたね。
冷蔵庫の大きさは食文化の違いと生活習慣の違いもあるかと思います。
ヨーロッパだと自宅での食事は至ってシンプルで、パンとチーズとスープ料理が中心。冷蔵庫のメインの使い方は肉を長期間保存できるフリーザーがメインです。
アメリカはと言うと友人やご近所さんを招待してのホームパーティーが盛んなお国柄、多くの料理を準備できる大型冷蔵庫は必須ですね。
海外冷蔵庫のドアデザイン
日本の冷凍庫は大きく分けて両開きか片開きかといった区分けになりますが、海外の冷蔵庫はもう少し違った開き方も存在します。
Side by side (サイド・バイ・サイド)
一般的なシンプルな2ドア両開きタイプの冷蔵庫をサイド・バイ・サイドと呼んでいます。シリーズによって左ドア正面にアイスディスペンサーがつくこともあります。
大抵のものは幅が85センチ~90センチ近くあります。国内メーカーの冷蔵庫と比べとても大きく感じます。
一般的には右ドア庫内が冷蔵庫と野菜室、左ドア庫内が冷凍庫とアイスメーカーになっています。
アメリカで販売されている冷蔵庫のドア裏には、ドリンクポケットがついていますがヨーロッパの冷蔵庫にはついてない製品が多いです。
独立型サイド・バイ・サイド
ガゲナウやリープヘルヘルには独立型サイド・バイ・サイドが存在します。
「サイドバイサイド」とは、冷蔵庫(幅60センチ)と冷凍庫(幅60センチ)が個々に分かれていて、例えば冷蔵庫と2つと冷凍庫一つを並べて180センチ幅の冷蔵庫にすることもできます。
ワインセラーなどのオプションもあり個々の組み合わせによってオーナーの台所を使いやすく、また豪華に見せることができます。
引き出し付きサイド・バイ・サイド
引き出し付きのサイド・バイ・サイドもあります。
引き出しは1台式タイプ、2段式タイプもあります。
引き出しは野菜室と冷蔵庫になっていて、ドアを開けなくてもすぐ食材が取り出せて使いやすいですが、格好はあまり良いとはいえませんね。
国産冷蔵庫はこの部類になりますので、やはりどこのメーカーもデザインは今一つです。
French Door (フレンチドア)
フレンチドアの冷蔵庫とは四枚扉の冷蔵庫を指します。
一般的に上部が冷蔵庫、下部が冷凍庫になります。
冷凍庫が通常の冷蔵庫より大きいので、冷凍食品を買いだめする家庭ではとてもありがたいと評判です。
Double Door(ダブルドア)
2ドアタイプの単身者あるいは2人程度のコンパクトな冷蔵庫です。冷凍庫が上部にあるタイプもあります。
Retro(レトロ)
レトロデザインの冷蔵庫も世界中で人気です。
1950~60年代のクラシックデザイン と最新技術で製造されたプライベートな冷蔵庫はワンルームやコンパクトキッチンをノスタルジックな部屋づくりに役立ちます。
まとめ
以上の通り世界には様々なデザインや構成の冷蔵庫があり、目を見張るものがあります。国産の冷蔵庫は品質・省エネなどで世界トップレベルではあるものの認められてはいません。
その要因の一つとしてデザインが挙げられます。
世界の一般~高級冷蔵庫は至ってシンプルで、色は白かステンレスです。
日本の冷蔵庫は表面が樹脂製のものばかり。
ベージュとか木調とか単体で見るとそれなりですが、いざシステムキッチンに納めてみるとそれはとても安っぽくおもちゃのように見えます。
近頃はステンレス調のものも発売されていますが、便利を求めることが優先して引き出しが沢山ついていたりもします。
もっとシンプルで無駄をそぎ落としたデザインの冷蔵庫、メーカーの開発の人作ってもらえませんか。
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