輸入住宅・海外のデザイン住宅はお洒落度バツグンですよね。
でもどこに頼めばいいのか良く分からない!
そんな輸入住宅ビルダー探しをお手伝い!
今回は海外デザインの家を建ててくれる住宅メーカーや建築会社をまとめました。
「輸入住宅を建てたいけど、おすすめの建築会社・ハウスメーカーはどこ?」といったお施主様の声を代弁して建築のプロが紹介します。
いまどきの輸入住宅とは?
輸入住宅とは輸入の建材を使って建てる住宅の事を指します。
最近では外観もお洒落、インテリアもお洒落な輸入住宅はファッション雑誌などの撮影でよく使われ写真映え・インスタ映えする素敵な洋風住宅ですね。
日本ではあまり使われない高級ホテルのような装飾(モールディング)や無垢材の輸入玄関ドアや室内ドア、またお洒落な廻り階段のある高級住宅は本当に素敵です。
しかしながら嘗てのような100%輸入建材を使って建てる住宅は少なくなり、今では国産の構造材に輸入品の外部材(サッシ・玄関ドア)と内部材(内部ドア・キッチン・洗面化粧台)と装飾材(モールディング)、輸入の家具・照明で十分輸入住宅の雰囲気は出せます。
そんな輸入住宅に対応してくれるハウスメーカー・ビルダーをご紹介します。
おしゃれな輸入住宅メーカーは?
それではお洒落な輸入住宅を建ててくれる住宅メーカーや建築会社をご紹介させていただきます。
どれもがデザインやテイスト、価格帯など個性ある輸入住宅を提案していますのでお施主様のニーズにあう建築会社選びも可能かと思います。
セルコホーム(全国)
カナダ輸入住宅NO.1をうたうセルコホームは宮城県仙台市に本社を置きます。
カナダ住宅の「デザインの多彩さ」「機能性」「住宅性能」が特徴で、北米らしさ漂う住宅デザインが魅力です。
レンガや石張りの外観が特徴のモデルもあり、良きアメリカ・北米住宅といったところです。
また日本各地にフランチャイズチェーンのビルダーをもっていますので、地方の方でもセルコホームを建てることができます。
スウェーデンハウス(全国)
㈱トーモクの子会社であるスウェーデンハウスは、名前の通りスウェーデンハウスの住宅を輸入し日本で販売している輸入住宅系ハウスメーカーです。
そのシンプルでお洒落なスカンジナビアデザインは他のどんな住宅とも違いとてもお洒落にみえます。
外壁のサイディングカラーやサッシ廻りのモールディングを街で見かけると「スウェーデンハウスの家」って一目でわかますね。
パイン材を基調としたカジュアルなスタイルは、ずっと家にいたくなる温かみのあるインテリアです。
性能的には冬が厳しいスウェーデン住宅の利点で断熱やトリプルガラスサッシなど、寒冷地にめっぽう強い住宅になっています。
北海道にはスウェーデン村なんて分譲地もあるくらいです。
ただ、首都圏以西では冬は差ほどのマイナス気温にはならないので少しオーバースペック気味の所もあり、坪単価もそれに応じて高めになっています。
ハンスウェグナーなどのスカンジナビのシンプル家具好きの方などにはピッタリの輸入住宅です。
建築費は大体2000万円 3000万円からのようですが、首都圏では3000万円4000万円以上の建物が多いと思います。
メープルホームズ
メープルホームズは㈱サンタ通商がフランチャイズ運営している輸入住宅ブランドになります。
本部自体はモデルハウスをもたず日本各地の加盟店20数社に輸入住宅のデザインや輸入建材を提供している変わった会社です。
メープルホームズの特徴は世界中のおしゃれな住宅建築のノウハウを持っているってこと。
なぜって自社で建材を海外から輸入しているからなんです。
特に標準仕様の代表的北米キッチン『メリットキッチン』は国産にはないおしゃれなデザインで大手ハウスメーカーにも提供してるらしいピカイチのキッチンなんですよ♪
海外製キッチンの専門デザイナーも本部に在籍中♡
海外製キッチンの他にもアメリカの高級家具や照明もコーディネートサービスがあったりで素敵な住宅なんで~す。
何でもアメリカやカナダから直輸入しているので価格もリーズナブルらしいですって!円安で値段が上がっちゃいましたね。
ロビンスジャパン(首都圏)
ロビンスジャパンは千葉県八千代市にある輸入住宅のビルダーです。
ロビンスジャパンには決まった輸入住宅デザインはなく、施主が希望するイメージの輸入住宅を一緒に実現するといった注文建築スタイルをとっています。
北米系でも、フレンチ系でも雑誌のイメージ写真やインスタグラムの写真などのイメージを上手く設計士に伝えることができれば、他の建築会社が出来ないデザイン・仕様で提案・見積もりしてくれます。
価格を武器に坪単価25.8千円~と安めの金額で集客しています。
ホームページには平屋で600万円から、2階建てでも998万円からのパッケージプランと建築費が掲載してあります。
今のお若いご夫婦にとって家を購入する場合、マンションか建売かを悩む中こんな洋風住宅がこの価格で出来るなら一考の価値があるかもしれません。
但し希望をどんどん取り入れていくと建築費が上がってしまう。
結局のところ他の建築会社と同じぐらいの建築費になることは仕方ないですね。
ブルースホーム(関東・関西)
ブルースホームはJKホーム㈱グループの輸入住宅ブランドです。フランチャイズ運営として長野・大阪・奈良にも加盟店があります。
本格的な輸入住宅の注文住宅メーカーで、アーリーアメリカンスタイルやチューダー調の住宅など皆がよく知る輸入住宅スタイルを建ててくれます。
天草ハウジング(首都圏・山梨・軽井沢)
八王子が本社の天草ハウジングは立川と横浜にモデルハウスがありる輸入住宅メーカーです。
家の外観は典型例な輸入住宅スタイルでレンガ積み外壁を特徴としています。
レンガは耐震性、耐久性、耐火性の性能をトータルに兼ね備えた外壁材で100年住宅を目指すといったコンセプトの元、普遍的な住宅を設計施工しています。
私たちが知る「輸入住宅」が当に天草ハウジングの家かもしれません。
でも残念ながら天草ハウジングは2022年に破産したのでもう頼めませんね。
フロンビルホームズ名古屋(名古屋・大阪)
フロンビルホーム名古屋は、以前にあったハウスメーカー「フロンビルホーム」の流れを組む輸入系の建築会社です。
本社は愛知県名古屋市名東区にあり、中京エリアを中心にハイグレードな住宅を建てています。(フロンビルホーム千葉とは関係ありません)
以前のフロンビルホームのブランドは富裕層をターゲットにした超ラグジュアリーを得意としていましたが、現在では時代に見合った洋風住宅がメインとなります。
しかしながら、嘗てのフロンビルホームのエッセンスを取り入れ、地元の工務店ではできないお洒落な住宅を建てています。
三井ホーム(全国)
皆様お馴染みの三井ホームは輸入住宅ではありません。
アメリカでは一般的なツーバイフォー工法の住宅をいち早く日本で取り入れ建築販売を始めました。今ではツーバイフォー住宅NO.1。
現在もフレーミング材は北米から輸入していますので、広い意味で輸入住宅って言ってもいいかもしれません。
三井ホームは大手ハウスメーカーあたるので、基本的に本社設定の建材しか使えないようですが、中にはアメリカ製の高額な玄関ドアを付けてほしいといったお施主さんの要望も叶えることもあります。
一般的に大手ハウスメーカーで家を建てる方は、大企業という安心を担保に購入されるので、仕方なくその決められたモデルデザインの中で選ぶこととなります。
昨今、地震や大型台風など自然災害が多くなっていますが「大手であれば大丈夫」「中小工務店はなくなることも」なんてことも三井ホームなら心配しなくてもいいでしょう。
その分少しお高くなるのは致し方ありませんね。
輸入住宅のメーカーまとめ
代表的な輸入住宅メーカーをまとめてみましたが、本当はもっとたくさんの地場に根付いた輸入住宅が得意な建築会社があります。
最近の家はコストばかりが最優先となって建売住宅のような注文住宅が増えてきましたが、やはりその地域・街並みを形成する上である程度お洒落な住宅が増えてきた方が総合的にも資産価値があがるのですが。
皆さんも是非、輸入住宅・輸入建材の魅力を知ってほしいと思います。
また輸入住宅・洋風住宅には『輸入キッチン』『オーダーキッチン』が不可欠。
洋風なキッチンを要望される方は家の相談の前にまずプロのキッチンデザイナーに相談するといいでしょう。