ハウスメーカーと工務店の住宅価格差の理由

一戸建て住宅をそろそろ建てるかと考え始めた時に、最も重要なこととして「価格」と「どの建設会社にするか」の2点があると思います。

一般的にハウスメーカー(一般的に大手)と、工務店(中小規模の事業者)では、ハウスメーカーの方が価格が高いと考えられていますし、実際に相見積もりを取るとそのようなことになります。

その価格差の理由を知ることで、住宅価格の仕組みやハウスメーカーと工務店の特徴が分かりビルダー選びの参考になるかと思います。

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同じ住宅設計でも価格の差

まず一戸建てを建てようと思いまずとる行動は、テレビCMやリクルートが発行する住宅雑誌などで知っている大手ハウスメーカーの情報を得ることだと思います。

インターネットが発達している現在では、家にいながら各住宅メーカーの特徴が比較できます。

そうして、大体自分が建てたい会社が決まったら住宅展示場やモデルハウスに行き営業マンと話し、プラン打ち合わせをし見積もりを取ることになります。

そして中には予算が合わず近くや知り合いの工務店に相談し相見積もりを取った経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

同じ建築工法、間取り、設備が同じでも工務店の方が一般的に安い見積もり価格になります(ハウスメーカー/工務店と一言でいっても様々ですが・・・)

住宅価格に上乗せされる経費とは

ハウスメーカーと工務店の違いで最も分かりやすいのが、売上高や人員などの規模です。

一般的にハウスメーカーというと、全国規模の展開(ある一定の地域)で年間100棟以上着工件数で、工務店というとそれぞれの地方ビルダーとして10~30棟を建てているというイメージになります。

さて、ハウスメーカーと工務店が施主の要望で同じような外観、面積、間取り、内装材、設備の住宅を設計した場合ハウスメーカーの方が高くなるはずです。

その理由は、大きく以下のような理由になります。

展示場への出店費

各所のある住宅展示場は、企画会社(運営も行うことが多い)が地主から土地を借り上げ住宅メーカーに出展してもらい、出展料として【賃料+広告費+イベント費用】として運営されています。

出店費用は高額ですが、企画会社は新聞広告やCMなどを使い集客効果があるので資金力のある大手ハウスメーカー対象となります。

広告宣伝費

大手ハウスメーカーは頻繁にテレビCMを流したり、リクルートの「スーモ」のような雑誌に宣伝広告を出したりしますよね。

アフターサービスや顧客対応費

大手ハウスメーカーの場合は、長期保障やアフターサービスの専用部門がありますが、工務店などは担当の現場監督が引き続き対応しているところも多いでしょう。

建築構成材の差

住宅で使用される建材全てが、大手ハウスメーカーと工務店で全く同じとは言い切れません。

長期保障をうたうハウスメーカーはそれなにりクレームが発生しない様な建材を使用するのでそれなりに高額になります。

研究開発費

最近三井ホームのテレビCMで「震度7に60回耐えた家」と宣伝しています。大変素晴らしいことですがこう言った研究開発も相当の費用がかかります。

売上高や人件費

営業規模が大きいのでそれに伴って固定費も必要になります。顧客獲得の為に展示場にいる営業マンも優秀な人材を集めるため給与もそれなりに充実しています。

大体以上のこととして、ハウスメーカーと工務店の建築費用の差になります。どちらが良いとは一概に言えませんが、大手ハウスメーカーであれば一定の性能は性能保証は担保されます。

住宅の心配事の一つとして瑕疵があり、引越し後も思わぬクレームが見つかることもあります。

住宅ついて将来的な安心を求めるのであれば「大手ハウスメーカー」を、とにかく決まった予算内で要望を叶えたい場合は「工務店」がよろしいのではないかと思います。

大手ハウスメーカーでなくても良心的な工務店であれば様々な要望に真摯に対応してくれ、希望するデザイン・間取りを予算内で建てことも可能でしょう。

正解はないみたいで悩みどころですね。