別荘の新築やリフォームで悩むことの一つがキッチンです。
別荘のキッチンは「どんな形が良いのか?」「どんなドアデザインにすると落ち着くのか?」「ブランドは?」など悩みますね。
また伊豆や熱海と軽井沢や山中湖では別荘のキッチンづくりも違います。
今回はそんな別荘に設置するの理想のキッチンづくりについて紹介します
別荘のキッチンを考える
そもそも別荘のキッチンとはどのようなものでしょうか。
都会の喧騒から離れてゆっくりとリフレッシュするための空間が別荘なのですから、キッチンもそれに見合ったデザインや形にしたいですね。
別荘は風光明媚な森の中とか、山の麓、海が見える場所、自宅よりも暖かいところなどどれもが自宅にはない風景と環境が魅力です。
プライベートだけでなく社宅として取引先の接待交際などに使われることもあるでしょう。また最近では都心の住宅を売却して別荘地に永住する人もね。
都会の喧騒を忘れ雄大な富士山を望む大自然の下や森の中での生活やパーティーは憧れますね。
別荘ライフを実現するためにキッチンは必要でそれぞれの使い方にマッチした使いやすいキッチンを作ることが必要なんです。
別荘を所有するのではなく使いたいときだけ借りる『会員制別荘』という考え方もあります。
別荘の場所や過ごし方で変わるキッチン
ここではおすすめのスタイル別の別荘キッチン実例を紹介します。
木製のキッチン
別荘地が軽井沢や山中湖など森や林の中ある別荘には木製のキッチンが似合うと思います。
別荘自体も周りと調和するために木製の注文住宅になっていることがほとんどで、キッチンもウォールナット材やオーク材、メープル材など木質のもので框(フレーム)付きのドアデザインがお洒落です。
キッチンは落ち着いた自然に溶け込む雰囲気にし自宅にあるような「フラット」「ツルツル」「ピカピカ」キッチンはせっかくの別荘ライフを台無しにします。
また価格についても山小屋のような別荘なら話は別ですが、もし貴方が日本で有数の別荘地『 軽井沢ブランド』を十分に堪能したいならキッチンの費用も奮発しましょう。
あくまでも「日常感」「都会感」は排除して!
框扉タイプのキッチン
別荘が輸入住宅ならは框扉のキッチンを。
国産キッチンには框扉のデザインのもはほとんどありません。あっても框のデザインがシンプル過ぎたりおしゃれでなかったり。
框扉のデザインは陰影が深く木の品質もよくきれいで美しい。
【キッチンは家具】と言う言葉がわかる瞬間です。
モダンなキッチン
別荘がもし伊豆や熱海のように海に近い場所だったり葉山のように都心に近い場合だったり、貴方がモダンな別荘を作りたいと考えるのならシンプルでモダンなキッチンもいいでしょう。
大きなガラスサッシから太平洋を見渡す光景は家族ならずともお客様にも好評のはずです。
そしてキッチンがメインのLDKって素敵ですから。
別荘で使いたいキッチンブランド
別荘で使いたいキッチンブランドは『ポーゲンポール』『ジーマティック』など海外製のキッチンをおすすめします。
『ポーゲンポール』『ジーマティック』はドイツ製のキッチン。
海外製のキッチン・輸入キッチンは国産キッチンとは違うドアデザインが選べるので別荘のキッチンにピッタリ。使用頻度も少ないので壊れる頻度もほとんどありません。
輸入キッチンで非日常感が満たせます。
国産なら『クチーナ』や『キッチンハウス』、『トーヨーキッチン』が良いと思います。
非日常感を演出するキッチンの形
【非日常感】が別荘作りテーマのですがキッチンの形も自宅とは違ったものにしたいですね。
どんな形がいいかな?
アイランド型
自宅でもアイランドキッチンのされる方が多くなりましたが別荘での採用率も多いです。
みんなで手分けして食事の支度ができるアイランド型は当然作業性も良いですが、コミュニケーションも取りやすい。
初めて会った方々と料理をとおして打ち解けたりもします。
I型
参照:https://whangareikitchens.nz
別荘があまり広くないときはI型に限ります。ダイニングテーブルやソファなどの置き場に余裕がでます。
そしてキッチンを外壁側にプランしシンクの前には大きな窓を付けましょう。森の緑が新鮮に映ります。
凹字型やペニンシュラは似合わない
マンションや建売のキッチンはほとんどがペニンシュラ型です。
別荘に来てまで自宅と同じキッチンに立つことはないでしょう。
凹型キッチンはキッチンに閉塞感がでます。キッチンを隠したいのでなければ別荘にはあまり向かない形です。
別荘に似合うキッチンはどこに依頼すれば良いか?
では、では実際に別荘を計画するときにキッチンはどこに相談すると良いでしょうか?
ますは、予算ですが、
別荘の規模にもよりますが、ゲストを招く使い方なら600万円〜1000万円ぐらいでしょうか。
将来定住型だと300万円から500万円クラスが多いと思います。
また、別荘だと軽井沢など湿気の高い地域では、海外製の木製キッチンなどは反ったり、割れたりすることがあります。別荘は、頻繁に使うわけではないのでメンテが楽な方がいいでしょう。
予算面・品質面から言ってやはり日本製のオーダーキッチンが良いと思います。それも、セミオーダーではなくてちゃんとフルオーダーしてくれる、オートクチュールのキッチンです。
自宅とは違ったメーカーで、自由な発想のキッチン。
デザインの面でも、センスあるキッチンが製作可能なオーダーキッチンメーカーが良いと思います。
おすすめのキッチンをご紹介します。
自社工場があり自由なキッチンづくりができるオーダーキッチン MOK
まとめ
今日は『別荘に似合う理想のキッチンづくりの秘訣|非日常感をどう演出すればいい?』と言うテーマについて記事を書いてみました。
いかがでしたか(^^♪
別荘でも新築やリフォームでも予算や考え方もまた違うけど皆さんそれぞれに悩んで作られています。
私は別荘はもっていないけど、別荘のお仕事をたくさんさせてもらっているので設計したそれぞれのキッチンに愛着があります。