キッチンで一番大事なことは収納力です。かと言ってキッチンの横に納戸を別に作ってしまうのはよくある話です。洋風に言えばパントリーですが、この収納スペースを有効的に活用出来るかはキッチンのプランニング次第です。
納戸の問題
住宅のコスト下げるために、せっかくの広いキッチンを削ってつまらない納戸を作ってしまいますと以下の通りの問題が出てきます。
- キッチンが狭くなり使いにくい
- 納戸内が雑然となりスペースの割に収納できるものが少ない
- 納戸内のものをすぐ取り出しにくい
- リフォーム時に部屋のレイアウトが変えにくい。
- リフォーム時に余計なコストがかかる
パントリーとは
ドイツでは部屋はあまり小さく分けません。(それはキッチンだけでなくベッドルームもいっしょですが)キッチンと同じデザインで必要な収納を考えます。
そして食器の収納だけでなく食品庫は必要ですね。キッチンパントリーとも言います。
パントリーとは、食品庫のことをさします。
キッチンの一部分に作りつけられた収納庫のことです。
もともとは欧米の住宅に見られるキッチンの「次の間」的な場所で、食器、調理器具、常備食などの貯蔵室を指します。
パントリー収納の必要性
お掃除道具など入れるキャビネットも手元にあればすぐ使えますね。
またミネラルウォーターやビールケースなどのストック品も、このようなパントリー・キャビネットに入れてしまいましょう。
一般的には食器棚や冷蔵庫の隣に1メートルぐらいのパントリーをつくるとかなり違います。それも引き出し式です。
ワイヤーバスケットのカゴでも良いと思います。引出し式の収納があるとないでは大違い。
ワイヤーバスケットなら安く取り付けできます。
スライド引き戸はダメです。引き戸は一見便利そうに見えますが、扉の裏は掃除しない人がほとんどではないでしょうか。そして、アクリルでできたペコペコした不透明な扉は、静電気がほこりやカビ菌を吸い寄せます。
キッチンパントリー内部のベストは、ガラスとスチール製で出来た引き出しです。(重いものも入れられる・耐久性がある・掃除もしやすいなど)
まとめ
パントリーに必要なことは収納力の他に「それがすぐ取り出して使える」と言うことも大前提になります。
キッチンと同じデザインで使いやすいおしゃれ収納があれば、それはとても贅沢なことだと思います。