オープンキッチンには、シンク前だけをオープンにし、ガス台のところだけ壁を作るタイプと、ガスもシンクも見えるまったくのオープンな形があります。
アイランドキッチンの「アイランド」とは一つの小島のように独立したキッチンスタイルの事
アイランドキッチンは4つに分類される
人気のアイランド型キッチンですが専門的な話からすると4つの形状に分類されます。
アイランドキッチンにする為には、大体8畳以上の広さが必要になり、一口に「アイランドキッチン」と言っても、また細かく分類されます。
大きく分けると以下の4つの形になります。
一般的に日本の住宅だと、アメリカドラマのような大きな台所スペースは取りにくいので、①②④が多いですね。
①アイランドにクッカー、壁面にシンクのパターン
部屋の真ん中にコンロを持ってきます。
コンロが目の前にありますので、調理したものをすぐ食卓に運べたり、アイランドに腰かける部分をつくるとその場で食べることができます。
レンジフードが部屋の中心にくるので、少し邪魔かもしれません。
それと煮炊きをした煙が部屋に回りやすいので注意が必要です。

②アイランドにシンク、壁面にクッカーのパターン
シンクや作業スペースがダイニングやリビングを向いているので、作業をする人はテレビや家族の様子を見ながら調理できます。
またコンロが壁面にあるので煙も臭いもダイニング側に流れにくくなります。
意外と狭いスペースでもアイランド型で設計できる方法です。

そこで②の変形タイプで「ペニンシュラ キッチン」というレイアウト方法があります。
「ペニンシュラ」とは、「半島」という意味です。
アイランドキッチンが壁にくっついてまるで半島のように見えませんか。
ペニンシュラの部分をカウンターテーブルにして、人が座ったりもできます。

③アイランドにシンクとクッカーがあるパターン
広いスペースのキッチンに向きます。
アイランドはキッチンの回りをぐるぐる回って作業をしたり、食事を運んだりできます。
また、家族みんなでで料理を作ったり、ホームパーティーなどの大人数で作業をするのに適しています。
そして、一般的には背面にビルトイン機器や食器棚、パントリー収納などを配します。

④アイランドは作業テーブル、壁面にシンクとクッカーがあるパターン
キッチンが意外とコンパクトな場合にもレイアウトできます。
アイランドカウンターの一部を2人~4人程度座れるようにして、簡単な食事や作業ができるようにするデザインするのも人気があります。
この場所でお子さんが小学校から戻って、ママと会話をしながら宿題をするのが憧れです。
また、キッチン内に収納が少ない場合は、アイランド部分にフルに収納スペースを作ったり、見えない方向にゴミ箱を置くスペースを使ったりするのも良いと思います

このように、キッチンは今までのような閉鎖的なキッチンから、そう「家の中心的存在」のオープンなキッチンに(私はリビングキッチンと呼んでいます)変化しているのをみると私はとても嬉しい気持ちになります。
『人気のL型キッチン+アイランドのレイアウト』についても紹介していますのでご覧ください(^^♪
こちらのキッチンもおすすめで~す♪
