ドイツ水栓グローエの新商品と「GROHE Blue 」の紹介

海外の機器
記事内に広告が含まれています。

ドイツの輸入水栓を取り扱うグローエ・ジャパンから、2016年春夏の新商品発表会をするのでショールームに来てくださいと案内があり南青山に。何点か興味を引くものがあったのでブログにアップします。

時期は5月だったのですが、記事は6月になってしまいました。

スポンサーリンク

炭酸水が飲める「グローエ・ブルー」

グローエジャパンの新商品で今年一番の注目製品「グローエ・ブルー」

この「グローエ・ブルー」は2013年にドイツのred dot award プロダクトデザイン部門で「GROHE Blue Mono」が受賞しました。

受賞の記事はこちらから(英語)

日本でもやっとの発表です。

grohe-blue (2)

この商品は、水栓からスパーリング水(炭酸水)がでくるという奇抜な商品。また庶民には縁遠いものです。

ショールームでこの炭酸水を頂いたのですが、本当に冷たい美味しい炭酸水です。

ペリエにような強炭酸水ではなく、幾分穏やかな飲みやすい炭酸水です。(炭酸の強弱ができるかは不明)(左のレバーの切り替えで、炭酸の強弱の調整ができます)

左のレバーがスパークリング水用、右のレバーがお湯・水の切り替えレバーです。

炭酸水が出る時は、レバーに青色のライト表示がつきます。

grohe(1)

価格は未定(アメリカではおよそ$1,280で発売中)

炭酸水をつくる装置は、カートリッジタンクと浄水タンク、そしてコンプレサーをキッチンキャビネット内に設置し接続します。

キャビネット内は結構なスペースを要し、引き出し式のキャビネットは使えません。基本的に両開きドアのキャビネット仕様になります。

スポンサーリンク

ヘッド部にインパクトがあるグローエのシャワー水栓

インパクトのある綺麗なデザインの水栓が新発売です。

特徴は、

・水栓の下部に24個の突起が。この部分からシャワー水が勢いよく噴射される。

・直流との切り替えは先端の丸いリングを回す。

・長く伸びるロングホースタイプ

・今までのグローエ水栓の直流/シャワーの切り替えは、先端上部のラバーに切り替えスイッチがあったのですが、一度水を止めると元に戻って直流から始まっていましたが、このタイプはスイッチの向きでシャワーから始めることが可能。

・シンプルなスタイリッシュなデザイン

grohe(7)
grohe(8)

(グローエショールームにて)

「グローエ」ブランドの洗面ボールを発表

grohe(3)


今までグローエは、どちらかと言うとキッチン水栓がメイン商品でしたが、リクシルグループになり旧INAXの工場で作った、ヨーロピアンデザインの洗面ボールに「Grohe」ブランドを冠しています。

grohe(4)


オリジナルの洗面用水栓と洗面ボールで、今まで遅れをとっていた「ハンス・グローエ」を追尾していきます。

こんなかわいらしいホワイトの水栓もありました。

これも提案してみたいですね。

grohe(6)


キッチン水栓以外にもバス用のシャワー水栓、グローエブランドのトイレなどの新商品もありました。

日本のリクシルグループに入ったドイツのグローエ社。もっと日本で世界で活躍してくれることを祈り、今後も良い商品をたくさん展開してくれるよう応援しています。

グローエ・ブルー発売中止

2017年の1月の年明け早々ですが、グローエの担当者の方から炭酸水がでる「グローエ・ブルー」の国内販売を延期する旨のお知らせが入りました。

お客様にも事前にご案内していたので少し残念ですね。