海外製オーブンで有名なBertazzoni(ベルタゾーニ)から新商品のガスオーブン(F304GS/F304GW)が12月にツナシマ商事から発売されました。
これまで日本で購入できたベルタゾーニのオーブンはビルトイン型。
新発売されたのは床に直接置くタイプのスタンディング式のオーブンです。
今回は海外製Bertazzoni(ベルタゾーニ)オーブンF304GS/F304GWの仕様や価格についてご紹介します。
Bertazzoni(ベルタゾーニ)とは
Bertazzoni(ベルタゾーニ)はイタリアのビルトインクッキング家電企業です。
創業は19世紀。
フランチェスコベルタッツォーニ氏により、イタリア北部のエミリアロマーニャにある地元のチーズメーカー向けに計量機を製造。
キッチン家電を作り始めるきっかけは当時取引のあった鉄道会社で、列車乗務員用の調理や車両の加熱に使用される新しいタイプの薪ストーブによって列車が加熱されていることに気づきました。
その後、家庭用ストーブを開発・販売し今日のオーブン機器製造に至ります。
現在ではガスオーブンの他、冷蔵庫、換気扇、食器洗い機も製造・販売していて、イタリア国内だけに関わらずヨーロッパ全域、北米にもマーケットを広げています。
Bertazzoni(ベルタゾーニ)のガスオーブンF304GSについて
新発売されたBertazzoni(ベルタゾーニ)オーブンF304GS/F304GWの仕様についてまとめました。
ツナシマ商事が輸入するF304GS/F304GWはベルタゾーニ オーブンの中で「プロフェッショナルシリーズ」に該当します。
ベルタゾーニでは「プロフェッショナルシリーズ」「マスターシリーズ」「ヘリテージシリーズ」と3つのシリーズがありますが「プロフェッショナルシリーズ」と「マスターシリーズ」間では一部機能とハンドルノブデザインを除いて大きな差はないようです。
プロフェッショナルシリーズのハンドルノブは丸型で上部が突き出たデザイン。マスターシリーズは、ひと回り大きな丸型デザインです。
これはVIKINGオーブンのノブに近い形状。
もしかしたら、アメリカ人好みにアレンジされているのかもしれませんね。
しかし「マスターシリーズ」の価格はかなり高く設定してあります。
何が違うんでしょうか?
分かりましたら後日ブログで紹介させていただきます。
スタンド式オーブンとは
Bertazzoni(ベルタゾーニ)F304GS/F304GWは置き型式のオーブンです。
置き型式はスタンド式、自立式とも呼ばれています。
日本ではビルトインコンロ(IHも)とオプションのオーブンを導入するときは、床に直置きするのでこれも置き型式/スタンド式と言っていいかもしれません。
海外製のガスオーブンだと15年前ぐらいに廃盤になってしまったのですが、東京ガスが輸入販売していたロジェール(仏)は記憶に新しいです。
コンロ
F304Gは4口ガスコンロ付きでそれぞれに火力が違います。
五徳はしっかりして思い鍋を置いても、たわんだりすることもなさそうです。
五徳自体は3分割で取り外しができ、洗うのも楽です(ただし国産コンロの五徳よりかなり重い)。
価格
F304GS(ステンレス):本体価格:1,400,000円(税込み 1,540,000円)
F304GW(ホワイト):本体価格:1,700,000円(税込み 1,870,000円)
※価格は2023年1月現在のものです。
価格は得てして安くはありませんが、200万円以上するVIKINGオーブンよりで安いかなと思います。
見た目も良い。
仕様
- 外形寸法:W762×D635×H908~952
- オーブン庫内寸法:W555×D427×H405
- オーブン庫内容量(L):96L
- 重量:95.7Kg
- ガス消費量:トップバーナー 左奥1.7kw、左前6.0kw、右奥3.8kw、右前2.6kw
- ガス種:13Aのみ
- 電源:単相100V専用回路
- 立ち消え安全センサー搭載
Bertazzoni(ベルタゾーニ)のガスオーブン感想
この度㈱ツナシマ商事より新発売されたガスオーブンを見てきました。
同社が輸入販売している、VIKINGのガスオーブンがコロナの影響で納期10か月以上と言われ代替品をさがしていた最中です。
VIKINGのオーブンは元々受注生産品だったので納期は長かったのですが、ここに来て10か月は待てません。
家が完成してしまう。
そこにきてベルタゾーニオーブン発売の案内。
早速ショールームで見ると”ベルタゾーニいいじゃないか!”
オールステンレスの本体はカッコイイし、作りもしっかりとした感じ。
丸い温度計も良い(温度計は摂氏じゃなく何氏なので注意)
因みにこの温度計は庫内の温度が表示されます。
海外製のオーブンを求められる方の目的は、
「庫内が広いガスオーブンが欲しい」ということ。
リンナイやハーマンのオーブンは小さいです。
国産オーブンの庫内容量(L)は33Lか44L。
ベルタゾーニ F304GSは96L!
倍以上違いますね。
基本的に海外のオーブンはチキンが丸ごと一羽入る大きさが前提となっています。
食文化が誓うので仕方ないか。
まとめ
アメリカではオーブンはステイタスの証。
大きくて高価なガスオーブンは富裕層に人気です。
今回の30inchオーブンなんて小さい方。
食文化が違ったり住宅やキッチン自体の広さも違いますから、海外のオーブンを国内でたくさん売ることは難しいのですが、やはり大きなオーブンを見るとそのデザイン、機能をお客様に体現して頂きたく、日々ご提案しています。