イベントで使用するキッチンの水栓とシンクを「コーラー(KOHLER)社」(アメリカでも高級品)にしようかなと悩んでいて時間をみつけてショールームを尋ねてみました。
新しくできたコーラーのショールームは新橋駅から歩いて5分程度の所にあります。
これまでのはグローエの輸入水栓を使うことが多かったのですが、最近のキッチンデザインが洋風=アメリカデザインに移行してしている事もあり、コーラーの商品でコーディネートしてみたいと思ったからでした。
コーラーのキッチン水栓とシンク
日鉄物産マテックスのコーラーショールームにずらりと並んだキッチン用水栓ですがどれも趣のある商品ばかりです。
一番多くお客様に提案するのはドイツのグローエですが、北米製の輸入キッチンを選ばれるお客様やホテルのようなキッチンスタイルをご希望される方には、ホーローのシンクと合わせてコーラーをお勧めすることにしています。
当然デザイン優先なのですが、お客様のご予算も考えながらいつもはアプライアンスを選んでいるので、今回はイベントということもあり一番お洒落で使ってみたいものにしたいかなと思います。
まずはキッチン水栓の第一候補はこれでしょうか。
グローエと違って柔らかいカーブで気品がある水栓です。
ホワイトのダブルシンクは定番のシンクです。
アメリカでは少なくなってきましたが、ここ日本で根強い人気があります。
輸入のホーローダブルシンクといえばこれ。
右奥に4つある部分は左から①湯レバー②吐水口③水レバー④シャワーホースになります。
ホーロー製のシンクなのでステンレスや人工大理石のシンクと違い汚れもつかず、使用後もピカピカで奇麗です。
ただ、ホーローシンクは表面が固いので食器を洗うときの取り扱いは注意が必要かもしれません。(食器洗いは食洗機を使えば楽で、ホーローシンクのことも忘れるかも)
コーラーの洗面水栓選び
洗面台の水栓も見てみます。
TOTOやリクシルでは見なくなりましたが、アメリカの2レバータイプの水栓は美しく世界の有名ホテルなどにも多く採用されています。
こちらの水栓もアンティークブラス調で趣があります。
他にも色違いでこんなレバー水栓も。
どれにしようかな。
こんな時間が一番楽しいです。
コーラーのミラーキャビネット
メディスンボックスを兼ねたミラーもありました。
このフレームドミラーキャビネットの大きさは、幅508x高さ660x奥行137mmです。
ドアを開けるとガラスの棚2段。
そして扉裏と棚背面に鏡が貼ってあります。
扉の枠には装飾が。
国産のシステム洗面も良いのですが、機能性が全面にでててインテリアとしては採用できないお宅もあるかと。
このメディスンキャビネットはそれほど高価ではないので検討の余地あり。
オーセンティックなスタイルとして洗面もぐっとオシャレに引き立ちます。
ちなみにコーラーの商品は、日本では「日鉄住金物産マテックス㈱(大阪市西区新町1-10-9 日鉄住金物産ビル)」と「㈱ジャパンコーラー(東京都港区高輪2-21-38 大野高輪ビル1F)」の2社が正規輸入代理店になっています。
今回伺ったのは日鉄住金物産マテックス㈱のコーラー・ショールームでした。