輸入キッチン輸入家電のドイツ製品安全法GSマークとは?

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ドイツの製品は質実剛健なイメージを持っておられる方が多いと思います。

今回は、ドイツ製品安全法の話です。

ドイツの輸入家電製品やキッチンは、皆さんの憧れる商品の上位にあげられると思います。

ドイツ製品の考え方は、数世代(祖父や祖母、両親、子供など)にわたって長く続く日常生活に使用されるものとして設計されます。

「それこそが一流品としてのブランドとして」とドイツの人々は認識しています。

その普遍的なポリシーのもと、各企業は日々の研究や数万回に及ぶテストによって品質だけでなくその機能的なデザインの創出を全面的に発展させているのです。

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ドイツ製品安全法「GSマーク」とは

『ドイツ工業製品』は、しばしば第一級的な製品品質と関係していて世界に向けてより良い製品を設計しています。

キッチンは素晴らしいテクノロジーに加えて、その高品質なキッチンに対してドイツでは「GS」マークという安全法にのっとった認証を取得しています。

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出展:http://www.umwelt-im-unterricht.de/

GSマークのGSは、ドイツ語のGeprufte Sicherheit(Approved Safety)の略で、“安全性確認済”を意味しています。

GSマークは、ドイツの製品安全法(ProdSG法)にもとづいて検査され、安全性が認証された製品に付けられるマークです。GS認証は認証機関として正式に認定を受けた機関のみが行うことができ、その認証機関に対しては、信頼性や独立性が要求されます。型式認証(type approved)マークであるGSマークの認証の際には、製造工場の品質管理体制も問われます。GSマーク認証を受けた製品の製造工場の検査は、ドイツ製品安全法により、1年もしくは2年に一度実施することが義務付けられています。

「テュフ ラインランド ジャパン」参照

システムキッチン(自動車などの工業製品全般にいえることですが)において、「高級品」と言う漠然で曖昧な判断基準はドイツ人にとってあまり意味はなく「数世代に引き継げる製品」「安全性が認められた製品」この2つを兼ねそなえたものが本当の「一流品」として認識されています。

ドイツキッチンはこれに当てはまり、現在のドイツにおいて皆が認める様々な賞を受賞してから明白に「一流品」と認識されています。

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JISマークとは

ドイツは様々な製品に賞を課して、企業間で競わせ全体のレベルアップを図っているのです。
さて、日本ではどうでしょうか?

日本だと「JISマーク」が有名ですね。

JISマーク表示制度は、工業標準化法第19条、第20条等に基づき、国に登録された機関(登録認証機関)から認証を受けた事業者(認証製造業者等)が、認証を受けた製品又はその包装等にJISマークを表示することができる制度のことをいい、製品のサンプリングによる製品試験と品質管理体制を審査することによって、認証製造業者等から出荷される個々の製品の品質を保証する第三者認証制度です

日本工業標準調査会HPより

国産キッチンのJIS規格対応について

残念ながら、私の力では、大手国産キッチンメーカーがJIS規格を取得している情報はつかめませんでした。

わかった事は、(社)日本建材・住宅設備産業協会、(社)リビングアメニティ協会、キッチン・バス工業会の3団体が、ホルムアルデヒドの発散区分を等級(F☆~F☆☆☆☆)を自主的な取り組みとして定めていることぐらい。(パナソニックのHPより)

ホルムアルデヒドを含まない建材は居住者の健康に大切なことですが、その事以外に製品に対する安全性の公的保証制度について、日本では法整備されていないのかもしれません。(わかる方がいらっしゃたら教えて下さい)

まとめ

大手キッチンメーカーは、その信用度でまだ大丈夫ですが、最近とみに増えてきているマンションオーダー家具キッチンメーカー(数人でやっていてショールームも工場も持たない造作メーカー。マンションのワンルームに事務所がある事が多い)は、キッチンの品質保証・アフターメンテナンスに対して少し心配な話も耳にします。

安心はお金で買える時代ですので、よく調べてより良いキッチンを購入されることをお薦めします。