コルクの5つの特徴と建築用途は?

コルクは一般的にワインの栓として見かけますが、コルクをスニーカーの材料として使用することもあります。

アディダスのスニーカー/スタンスミスでコルクをミッドソールとして使用した商品もあり、これはコルクの特徴の一つであるクッション性に着目して製品化されたものでした。

身近なコルクですが、その特徴と建築材料としてどう役立つのかをみていきます。

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コルクの特徴

コルクは1立方センチメートルあたり0.16グラムの重量で非常に軽い原料であり浮くことができます。

そして主な特徴は5つあります。

①柔軟性/圧縮性

それぞれワインのコルク栓は、約8億個の水密セルで構成されています。

それを厚さの約半分に圧縮することができ、柔軟性を失うことなく圧縮されて元の形状に戻ることができるガス混合物がある。

これが弾性メモリと呼ばれるものです。

コルクは一方の側で圧縮されたときに、他方の側で体積が増加しない唯一の固体でありこの機能により、ストッパーとしての完全性を損なうことなく、温度と圧力の変化に適応することができます。

②不透過性

コルクは液体と気体に於いて実質的に不透過性です。

③耐腐食性

コルクは、湿気、ひいてはその後の酸化および分解に対して高度に耐性があります。

④断熱・断振

コルクは熱、音響、振動の優れた絶縁材です。

ワインに関して、コルクの絶縁特性は、コルク栓が温度の変化に対して最良の保護であることに寄与しています。

⑤生分解性、リサイクル可能、再生可能

コルクは100%生分解性、リサイクル可能、再生可能な天然素材です。

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コルクの建築用途

リサイクルコルク栓は、新しいワイン栓を製造することは決してありませんが、そのリサイクル素材は、建設、ファッション、スポーツ、芸術、航空産業などの材料から、無限の用途を持っています。

コルクフローリングの用途

コルクは、内部の空気層により熱や音・振動をシャットダウンするので建築材料としても使われています、

主に床材としての使用がほとんどで、木製のフローリングと比較しても大変優れています。その床材は一般住宅では子供部屋・寝室など、商業施設になるとホテル・介護施設・スポーツジムなどで幅広く使用されています。

コルクフローリングの主な使用場所は下記に通りですが、その特徴を余すところなく使えます。

  • 寝室
  • 子供部屋
  • ホテル客室
  • 介護施設
  • 幼稚園・保育園・託児所
  • スポーツジム

まとめ

コルクは自然環境を壊さない建材の代表格です。

最近の大概の建材は化学樹脂を使用したものも多く、ホルムアルデヒドの含有は減ってきたものの欧米に比べて日本の建材に於ける化学物質への制限はまだまだ不十分なところもあります。

以上のようにコルクは様々な有効な特質を持っており、可能性は多岐にわたり建築材料として有望な素材としてその性能を発揮出来るものです。